仁和寺と桜守 [おでかけ]
熊本地震に被災された方、心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い災害の終息と、復興をお祈りします。
4/9の素敵な江口さんのコンサートの翌日、
江口さんと同じように、ぜひ会いたいと思っていた方を訪ねに、京都へGo!
江口さんと同じように、ぜひ会いたいと思っていた方を訪ねに、京都へGo!
その時点で、京都の桜?終わっていたのでは?と思われた方、半分正解。
確かに、鴨川沿いや、南禅寺、清水寺など中心部のソメイヨシノは終了。
でも、京都の桜は、ソメイヨシノだけではありません。
むしろ、それ以外の多種多様な桜を楽しめます。
#ソメイヨシノ率の高い東京とはだいぶ様子が違います。
その京都の中でも一番の遅咲きが、仁和寺。
行った4/10は、ちょうど満開!v(^^)v
むしろ、それ以外の多種多様な桜を楽しめます。
#ソメイヨシノ率の高い東京とはだいぶ様子が違います。
その京都の中でも一番の遅咲きが、仁和寺。
行った4/10は、ちょうど満開!v(^^)v
久しぶりに、フィルムカメラを投入。
#ですが、、、ちょっと露出とか微妙だったかな。。(^^;
コンデジ写真とだいぶ色味が違いますが、、えい、混ぜちゃえ。。
#ですが、、、ちょっと露出とか微妙だったかな。。(^^;
コンデジ写真とだいぶ色味が違いますが、、えい、混ぜちゃえ。。
#ファイル名でわかりますがね
=> スキャンやり直しで色合い改善しましたので差し替えました(20160505追記)
仁和寺というと、「御室桜」と呼ばれる、有明という品種で有名。
それは、地面の低い位置から咲いて、人の背丈くらいにしかならない、
小柄な桜です。
小柄な桜です。
有明以外にも、いろいろな桜の競演!
特に、京都といえば枝垂桜、、いやぁ、素敵でした。
こちらは山桜ですね。
そして、この後向かったのは、、、
仁和寺近くに、広沢池というのがあって、
そのすぐそばに、「植藤造園」という、
造園屋さんがあります。
その植藤造園とは、仁和寺の桜守、
佐野藤右衛門さんのご自宅兼仕事場なんですよ。
桜の時期だけ、ご自宅のお庭を解放されてまして、
これがすごいんです!
仁和寺近くに、広沢池というのがあって、
そのすぐそばに、「植藤造園」という、
造園屋さんがあります。
その植藤造園とは、仁和寺の桜守、
佐野藤右衛門さんのご自宅兼仕事場なんですよ。
桜の時期だけ、ご自宅のお庭を解放されてまして、
これがすごいんです!
100-200種くらいの桜をお持ちとのこと。。
見たことのない桜がいくつもありました。
#じつは、知る人ぞ知る、京都の桜の名所です。
私は、会社に勤務しておりまして、
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
この藤右衛門さんのような、職人の方とは、
ある意味、対極のような仕事をしてます。
それは、いいとか悪いとかという意味ではなく、
でも、私自身の思いとして、職人の方々への憧れというか、
実際にはとても難しい事なんだけど、
職人の方のような、理想を追求してゆく仕事はとても憧れで、
尊敬しています。
ですんで、以前、著書を読んで、結構ぐっときまして、
どんな方なんだろう、もし可能であればお会いしてみたい!!
と思っておりました。
#それは、震災翌年の、4年前の今頃の話に遡ると。。->これ
(その鹽竈桜も藤右衛門さんと関係ありです)
で、その著書を手に、今回お邪魔しました。(^^
#例によって、面識&アポなしで恐縮です(^^;
これも、"If in doubt, Flat out!" な感じですw
道路から見える見事な枝垂桜で、すぐその場所だとわかります。
入り口にはご家族の方がいらっしゃって、
藤右衛門さんがいらっしゃるのかお聞きすると、
「今日はおりますよ。時折ふらっと散歩しているので、
そのうちその辺で会えるかもしれませんよ。」
#もちろん実際には、流れるような京都弁です。(^^;
と、そのうちお会いできるのを期待しつつ、
「今日はおりますよ。時折ふらっと散歩しているので、
そのうちその辺で会えるかもしれませんよ。」
#もちろん実際には、流れるような京都弁です。(^^;
と、そのうちお会いできるのを期待しつつ、
まずは、お庭の桜を拝見させていただくことに。
飾ったお庭ではありませんが、
逆に野山を散策中に出会う桜のような、すごく自然な佇まいがとても素敵です。
飾ったお庭ではありませんが、
逆に野山を散策中に出会う桜のような、すごく自然な佇まいがとても素敵です。
お名前の付いた、「佐野」という、八重のサトザクラ。
「胡蝶」
「鷲の尾」
「白妙」
と、見たことないのばかりだ!と見入っていたところ、
先ほどのご家族の方が、ダッシュでこちらに!
「いま来ましたよ!話を伝えてありますんで、こちらです、どうぞー!」
エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
で、いらっしゃいました、佐野藤右衛門さんがぁーー!!
著書にサインをお願いします!!と、
ペンと一緒に著書をお見せすると、
「どこから来られたん?あー、わしは細いペンはよう使わんので、
すんませんけど、そこの事務所まで来てもらえますかな?」
と、優しい口調で、まさかの事務所にお邪魔。
で、筆ペンで、豪快にサインをいただきました!
先ほどのご家族の方が、ダッシュでこちらに!
「いま来ましたよ!話を伝えてありますんで、こちらです、どうぞー!」
エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
で、いらっしゃいました、佐野藤右衛門さんがぁーー!!
著書にサインをお願いします!!と、
ペンと一緒に著書をお見せすると、
「どこから来られたん?あー、わしは細いペンはよう使わんので、
すんませんけど、そこの事務所まで来てもらえますかな?」
と、優しい口調で、まさかの事務所にお邪魔。
で、筆ペンで、豪快にサインをいただきました!
ヤッタ━─゚+。:.ヽ(喜´∀`)ノ゚+。:.─━ァァッ☆
そればかりか、しばらく、よもやま話をいただきました!
#お忙しい中、ホント恐縮ですm(_ _)m
本物を極めた方の言葉は、優しい口調の中に、一言一言重みがありました。
桜が好きで好きでたまらない、
好きだから、なおさら真剣に、情熱をもって仕事に打ち込む、
真の職人の凄さが伝わってきました。
同時に、本当に大切なものって何だろう、、深く考えさせられる言葉でした。
ついついお話に聞き入っていたのですが、
「すんませんけど、ちょっと次があるもんでね、ここで失礼しますわ。」
と、楽しいお話にも、ついにお別れの時が。。。ホント貴重な時間でした。
お礼を言って、お別れした後、また桜の拝見に戻りました。
今回、サインしてもらった著書の、大好きな一節の一つ。
「桜は全部下を向いて咲くんです。ですから、中へ入り込んで見て、
初めて桜も喜ぶんです。横から見ては、全然あきませんものね。」
#サインしてらった著書と、仁和寺入場券の現物(^^
入り口の枝垂れ桜の幹の側から。こんな感じでしょうか(^^
やはり、桜だな。
また狙った方向めがけてアクセル床踏みしていきたいと思います(^^
* * * *
* * * *
下記2冊とも今回持参しました。
サイン頂いたのは、「桜のいのち庭のこころ」のほうです。
流れるような京都弁で、目の前で藤右衛門さんが語ってくれている
かのような雰囲気で書かれています。
どこまでも桜が好きで、仕事へのとんでもない熱意を感じました。これぞ職人!
「徹底 京都桜めぐり」のほうは、藤右衛門さん監修の京都の桜のガイドブック。
有名どころから、レアなところまで、とても美しい桜満載です。
2016-04-24 10:47
nice!(39)
コメント(13)
素晴らしい出会いと経験でしたね♬
桜は京都が似合いますなぁ(^^)
by 獏 (2016-04-24 12:03)
とっても素敵な出会いが叶って良かったですねぇ^^
籐右衛門さんの著書の笑顔が素晴らしいです(^.^)
桜、来年は中に入り込んで堪能します(^^♪
by ニッキー (2016-04-24 21:34)
素敵な記事、ありがとうございます!
by ゴーパ1号 (2016-04-24 21:38)
ちょー素敵なサインンッ!(*´д‘*)
これはとても素敵な巡りあわせでしたね!
桜も圧巻だあ!☆
by ちょいのり (2016-04-25 02:31)
達筆ですね。
字に勢いがあって素晴らしい。
by gen (2016-04-25 10:31)
素敵なサインですねぇ
おむろ桜、見てみたいです
by さる1号 (2016-04-26 02:27)
はぁ~♡ 一枚一枚が鮮やかで
その桜の個性をしっかり掴んだ写真ばかりで
惚れ惚れしちゃいます(〃ー〃)
さといもさんが、桜に萌えるきっかけになった、
荘川桜の記事、拝見しました(⌒▽⌒)
一年に一度しか巡って来ない季節に
自分を虜にしてくれる存在・・
いいなぁ~ 憧れちゃいます(a_a)♡
by まこ (2016-04-26 15:00)
>獏さん
いやホント素晴らしい出会いでした、桜も、藤右衛門さんも!
こういう方の愛情が、京都や日本の桜を支えているんだと、
なんていうか、とてもありがたい気持ちでした(^^
>tochiさん、朝蔵哲也さん、kinkinさん、いそいそさん、
うたぞーさん、くまらさん、ゆうりんちいさん
nice! ありがとうございます。
>ニッキーさん
いやぁ、こんな見ず知らずの者に、、、、
あの著書の写真のままの、生き生きとした方でした。
ぜひ、来年は幹の側からの花見を!
><ゴ>さん
恐縮です(^^;
あの風情、少しでも伝わっていれば幸いです。
>あるまーきさん、まこさん、ぷっぷくさん
nice! ありがとうございます。
>ちょいのりさん
もちろん、このサインは家宝ですよ(^^
レンガもいいけど、桜も素敵ですよ☆
>YUTAじいさん、あおたけさん、kazushiさん
nice! ありがとうございます。
>genさん
さっ、さっと流れるような迷いのない筆さばきでした。(^^
>mentaikoさん、宝生富貴さん、モグラたたきさん、shingekiさん
nice! ありがとうございます。
>さる1号さん
御室桜はぜひ来年とか(^^
人の背丈くらいで、下のところからもりもり咲いてて素敵でした。
>いっぷくさん、シルフさん、sarusanさん、燕っ子さん、
2kさん、koh925さん
nice! ありがとうございます。
>まこさん
コメント恐縮です。あの時の荘川桜も実に素晴らしかったですよ。
例年、GWが満開ですので、もしかすると今年とか。。(^^
桜は人と共に生きているというか、
桜が人の縁をつなぐというか、とても不思議な感じです。
by さといも野郎 (2016-04-26 21:23)
素晴らしい桜と思わぬ人との出会い、良かったですね。
これも桜の繋がりでしょうか^^
by 美美 (2016-04-27 10:17)
こんばんは、
センスと行動力に脱帽です(^^ゞ
春の京都を訪れてみたいと思いながら、いつになったら実現するやらです・・・
by Azumino_Kaku (2016-04-29 21:48)
>美美さん
まさに桜つながりでの素敵な出会いでした(^^
>HIDEand爺さん、ネオ・アッキーさん、okin-02さん、
たあさんさん、love-peaceさん
nice! ありがとうございます。
>Azumino_Kakuさん
またピンポイントな感じでしたが、
やはり、行っておけば良かった、にならずによかったです。
藤右衛門さんとの出会い含めてとても素晴らしい京都の桜でした。
もう少しゆっくり時間取れれば、、、とても見切れないですね(^^;
by さといも野郎 (2016-04-30 10:28)
>an-kazuさん、裏・市長さん
nice! ありがとうございます。
by さといも野郎 (2016-05-03 21:32)
>ぼんぼちぼちぼちさん
nice! ありがとうございます。
by さといも野郎 (2016-05-05 15:21)