江口玲ピアノリサイタル with CD75 in 船橋 [ピアノ]
というわけで、国民の祝日、11/3文化の日は、
船橋市民ではないのですが、
江口玲ピアノリサイタル with CD75
船橋市民文化ホール
に行ってきました!
船橋市民ではないのですが、
江口玲ピアノリサイタル with CD75
船橋市民文化ホール
に行ってきました!
* * * *
バード:
「第五番目のパヴァーヌと返答のガリアルド」
ヘンデル:
オペラ『リナルド』より、アリア「私を泣かせてください」
ベートーヴェン:
ソナタ 作品78 「テレーゼ」
シューマン:
トロイメライ、ロマンス、インテルメッツォ
シューマン/リスト:
献呈
リスト:
コンソレーション第3番
バラード第2番
ダンテを読んで
アンコール
ショパン:
ノクターン 作品27-2
「第五番目のパヴァーヌと返答のガリアルド」
ヘンデル:
オペラ『リナルド』より、アリア「私を泣かせてください」
ベートーヴェン:
ソナタ 作品78 「テレーゼ」
シューマン:
トロイメライ、ロマンス、インテルメッツォ
シューマン/リスト:
献呈
リスト:
コンソレーション第3番
バラード第2番
ダンテを読んで
アンコール
ショパン:
ノクターン 作品27-2
* * * *
ルネッサンス時代の曲から始まり、バロック、古典派を駆け抜け、
ロマン派に至るプログラム。
船橋市民講座みたいなコンサートでありながら、
楽器は6/19の浜離宮と同じ、NYスタインウェイCD75で、
江口玲さん演奏、という豪華さ。
各曲の前に江口さんからの解説アリで、その曲の背景をちょっと学んだ上で、
実際に曲を楽しむ、という、江口さんのコンサートではおなじみの進行。
当然、まずは本日の楽器の紹介で演奏会はスタート。
#御歳100歳。表面にはたくさん傷が。
最初のルネッサンス、バロックのシンプルな曲を、
あのパワフルで輝かしい音色のCD75でどう歌うのか、
大きな期待で演奏を待ちます。
#この日は2階席にしてみました。
「あの時代、即興演奏は普通ですから、今日はそのスタイルで」
と始まった演奏は、シンプルな、静かな、すこし悲しげな中音のメロディに、
寄り添うように、派手ではありませんが、静かにどこまでもキラキラ輝く即興が、
夜空の星のように、、、本当に素敵でした。
非常に小さい音でありながら澄み切って良く通るCD75の高音の威力。
「私を泣かせてください」の美しい歌いまわしに、のっけから感動で涙。。。
江口さんは低音、中音、高音で音色が異なるCD75の特徴を見事に生かしつつ、
ベートーヴェン、シューマンと歌っていきました。
#知らなかった人も知ってしまった以上、写真を撮らねば、、の図。
曲がリストに突入していくと、一気に増す色彩感、立体感、遠近感、躍動感。。。
前半の静かな落ち着いた曲目に対して、天国と地獄が交錯する後半のリスト。
以前、江口さんが
#知らなかった人も知ってしまった以上、写真を撮らねば、、の図。
曲がリストに突入していくと、一気に増す色彩感、立体感、遠近感、躍動感。。。
前半の静かな落ち着いた曲目に対して、天国と地獄が交錯する後半のリスト。
以前、江口さんが
「この楽器の一番いいところが出るのは、リストだと思います」
と語っていた、まさにそのCD75でのリストです。
腹に沁みる地鳴りする地獄画の直後にキラキラと天使の歌声。
演奏前の曲の解説を、まさにその通りに音で表現。。。
リストは得意中の得意、と言うかの様に江口さんと莫大なエネルギーを放ちながら、
楽しそうに歌うCD75。
この日もどの曲も余韻を堪能してから涌き上がる拍手。
ダンテの神曲のごとく、明日への希望を見た、そんな感動の日でした!(^o^)/
演奏前の曲の解説を、まさにその通りに音で表現。。。
リストは得意中の得意、と言うかの様に江口さんと莫大なエネルギーを放ちながら、
楽しそうに歌うCD75。
この日もどの曲も余韻を堪能してから涌き上がる拍手。
ダンテの神曲のごとく、明日への希望を見た、そんな感動の日でした!(^o^)/
2012-11-07 21:11
nice!(24)
コメント(11)
何時もながらのさといもさんの名解説に、如何に素晴らしい演奏会だったか、ガンガン伝わってきます!!
by 駅員3 (2012-11-07 22:18)
前にも書いたかもしれませんが、私、こう見えても幼稚園から小3までピアノを習っておりました。
(今では見る影もございませんが…)
ちょっと大きめなホールで2,3度、コンサートではなく発表会(ダサッ!)をいたしました。
ずっと続けていたら今ごろは…今と変わらなそうです(涙)
by schnitzer (2012-11-07 23:29)
クラッシックコンサートは久しく行って居りません、近くではほとんどコンサートをやっていないせいもありますね。
私もこの17日にJAZZコンサート(綾戸智恵)に行きます。
by 馬爺 (2012-11-08 09:40)
100歳のピアノですかぁ~^^
楽器もクルマもそうですが、年代が経っていても
しっかりとした手入れを行って、ずっと使い続けてあげることこそが
長持ちの秘訣では・・・とも思ったりします^^
by 銀狼 (2012-11-08 12:15)
ピアノ弾けるって憧れるなぁ~
by (。・_・。)2k (2012-11-10 00:01)
こんばんは、
文化の日にふさわしい素晴らしい演奏だったことでしょうね。
私もたまにはクラシックを聴いてみたいなぁ。。
by Azumino_Kaku (2012-11-10 18:02)
中学校の体育館に鎮座していたグランドピアノ?とは、スケールが違います。
鍵盤からの奥行きがすごいですね。
by yogawa隼 (2012-11-16 06:42)
>駅員3さん
どうやったらあんなに美しくピアノで歌えるのか、毎回感動しちゃいます(^ ^)
>schnitzerさん
ずっと続けていたら今頃・・・schnitzerさんのこだわりなら
名演奏家の可能性十分アリでしょう(^-^)
>馬爺さん
いよいよお待ちかねのコンサートですね!
>銀狼さん
良き理解者の調律師と演奏家に恵まれた素晴らしいピアノです!
>マチャさん、あるまーきさん、YUTAじいさん
nice! ありがとうございます。
>2kさん
全くその通りです。あんなに素敵に演奏できたら、、、夢また夢です。
>いっぷくさん、ぼんぼちぼちぼちさん、koh925さん
nice! ありがとうございます。
>Azumino_Kakuさん
まさに文化の日、堪能しました!(^^)/
>quintaさん、suzuranさん、こさぴーさん、miyukimonoさん、燕っ子さん、CROSTONさん
nice! ありがとうございます。
>yogawa隼さん
ドンピシャコメントありがとうございます。
見た目はまさに体育館に置きっぱなしのピアノのように傷だらけ。
しかし、ひとたび唄いだすと、その傷は、
そのピアノが歩んできた重厚な歴史とずばぬけた実力の証であることを、
思い知らされます。
>J-powerさん
nice! ありがとうございます。
by さといも野郎 (2012-11-17 13:49)
>RodorigesEXさん
nice! ありがとうございます。
by さといも野郎 (2012-11-18 21:50)
>くらいふさん
nice! ありがとうございます。
by さといも野郎 (2012-11-21 22:24)
>sonicさん
nice! ありがとうございます。
by さといも野郎 (2012-11-28 22:38)