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リプロデューシングピアノを聴く②~オルゴールの小さな博物館~ [ピアノ]

今回もリプロデューシングピアノを生で聴ける場所のご紹介。

②オルゴールの小さな博物館

http://musemuse.jp/Musemuse_home.htm
民音博物館の次にピアノロールを持っている博物館。

  リプロデューシングピアノは、自動演奏つながりということで、
  通常は、ここと同様「オルゴール博物館」によく置いてあります。

ここには、Duo-Artのスタインウェイと、Welte-Mignonのピアノがあります。
ホロヴィッツは、Duo-ArtとWelteに録音していますから、
後はロールさえあれば、若きホロヴィッツの演奏を再現できます(^^;
ここの博物館は、なんと言ってもピアノの音がすばらしく良いです。
Duo-Artのスタインウェイはいうまでもありませんが、
約100年前の豪華な装飾の施されたWelte-Mignonの音がそれはそれはすばらしいです。
優しくて、よく響く高音の美しさが特にすばらしいです。

ピアノロールの巨大な棚にもびっくり。すごい数ですね。
冗談半分に係の人に、「ロールの持込ってOKなんですか?」
とお聞きしたら、「ぜひとも!」

⇒ ピアノロールをお持ちの方、朗報です(そんな人いるのか?)。

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ピアノ以外にも、貴重なオルゴールがたくさん。
昔のオルゴールは、すごく凝ったつくりになっていて、
当時の職人さんたちの技の競演という感じで、気迫が伝わってきます。

しかも、それが今でも、どのオルゴールもいい音を奏でていました。
その音を維持するのも相当大変だと思います。

どのオルゴール、ピアノにも相当愛情を込められているのがこちらにも良く伝わってきます。
生で聴くオルゴールは、CDなどの録音とは比べ物にならないくらい感動的でしたよ。

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写真提供:オルゴールの小さな博物館様
今は5Fのカフェに、Duo-Artのスタインウェイ(左)と、Welte-Mignon(中央)が並んでいるそうです。
その右側には、ずらりと貴重なオルゴールなどが並んでます。

実際のリプロデューシングピアノの映像です。


ピアノ : Duo-Art スタインウェイ(上の写真とは別のピアノ)
曲   : ビゼー=ホロヴィッツ「カルメン変奏曲」
演奏 : ホロヴィッツ

 


ピアノ : Welte-Mignon(上の写真のピアノ)
曲   : モーツァルト=リスト=ブゾーニ「フィガロの2つの主題による幻想曲」
演奏 : ホロヴィッツ


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ゴーパ1号

とっても貴重な記事、ありがとうございます。感動です。
機会があったら、絶対絶対行きます!!!!
(ほんとにピアノロール持ってる人っているのでしょうかね)
by ゴーパ1号 (2006-06-28 22:35) 

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