江口玲・My favorite Romantic Pieces [ピアノ]
立山の高山植物ネタにするかと思いつつ、
あれこれやっている間に、気が付けば時間が経ってしまい、
そうこうしているうちに、9/13の江口さんのピアノコンサート。
ということで、予定を変更(^^;
あれこれやっている間に、気が付けば時間が経ってしまい、
そうこうしているうちに、9/13の江口さんのピアノコンサート。
ということで、予定を変更(^^;
で、9/13は、渋谷松濤のタカギクラヴィアさんにて、
「今を聴く!21世紀のヴィルトォーソ」という5回シリーズの
ピアノコンサートの第1回目が催されるということで、
その第1回目に江口玲さんが登場。
「My favorite Romantic Pieces」という題が付けられているように、
江口さんの愛奏曲で構成したプログラム。
ラフマニノフ:
前奏曲嬰ハ短調 Op3-2
エレジー Op3-1
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第23番”熱情”Op57
ショパン:
バラードNo.4 Op52
幻想ポロネーズ Op.61
という豪華プログラム。
ピアノは、今回もNYスタインウェイ CD75。
しかも至近距離で聴けます。
「今を聴く!21世紀のヴィルトォーソ」という5回シリーズの
ピアノコンサートの第1回目が催されるということで、
その第1回目に江口玲さんが登場。
「My favorite Romantic Pieces」という題が付けられているように、
江口さんの愛奏曲で構成したプログラム。
ラフマニノフ:
前奏曲嬰ハ短調 Op3-2
エレジー Op3-1
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第23番”熱情”Op57
ショパン:
バラードNo.4 Op52
幻想ポロネーズ Op.61
という豪華プログラム。
ピアノは、今回もNYスタインウェイ CD75。
しかも至近距離で聴けます。
実は、このコンサート、チケット販売開始後、瞬く間に完売してしまい、
急きょ追加公演が設定されたのですが、
多忙な江口さんの予定を何とか調整された結果、
まさかの、同日の追加公演。(しかも、先に追加公演)
急きょ追加公演が設定されたのですが、
多忙な江口さんの予定を何とか調整された結果、
まさかの、同日の追加公演。(しかも、先に追加公演)
このプログラムを同じ日に連続で2回やってしまうこと自体、
ちょっと考えられない凄さです。
ちなみに私は、後の方の演奏を聴きました。
#会場への道中、先の方を聴いたおなじみの方々とすれ違い。
ちょっと考えられない凄さです。
ちなみに私は、後の方の演奏を聴きました。
#会場への道中、先の方を聴いたおなじみの方々とすれ違い。
「ハンカチ持ってきた?泣くよ!熱情。すんごい良かったから~♪」
そして、夜公演がスタート。
作曲者ごとに、演奏前に江口さんによる曲解説。
時代背景、作曲家視点での演奏のポイントなど。
演奏だけでも素晴らしいのですが、
この曲解説も江口さんの演奏会の楽しみの一つでもあります。
ラフマニノフの曲は、19歳で作曲したもの。
つまり、大学1年生が作曲したような曲で、それが自身の代表作の一つ、
ベートーヴェンの曲には、ベートーヴェンが好んだ、連打のフレーズ
がいろいろ出てきますよ、
とか色々解説していただいた後に、なるほど!と思わせるビシッとした演奏。
一音一音がはっきり聴こえるCD75と、その良さを100%引き出す江口さんの演奏で、
今まで何度か聞いたことがある曲も、違った曲のように聴けて、新たな感動でした。
熱情は、激しいフレーズとしっとりとしたフレーズの対比も素晴らしく、
連打のフレーズも、CD75だとほかの音に埋もれることなく聴こえるので、
宝探しみたいに楽しみながら、素晴らしい演奏にどっぷり浸かっておりました。
連打のフレーズも、CD75だとほかの音に埋もれることなく聴こえるので、
宝探しみたいに楽しみながら、素晴らしい演奏にどっぷり浸かっておりました。
ショパンもそうなのですが、なんでもない優しいフレーズの美しさ、、
このピアノを信頼しきった、透き通るようなppppの美しさが、
その対比として、技巧的な箇所の凄みをさらに増して、
立体的な、キレのある演奏にしてるんだと思います。
幻想ポロネーズの出だしだけでまた泣けました。
このピアノを信頼しきった、透き通るようなppppの美しさが、
その対比として、技巧的な箇所の凄みをさらに増して、
立体的な、キレのある演奏にしてるんだと思います。
幻想ポロネーズの出だしだけでまた泣けました。
アンコールは、江口さんがプログラムに入れようか最後まで迷った、
と話されていた、スークの「愛の歌」。
おそらく多くの人はご存じない、マイナーな曲なのではないかと思います。
でも、これがまた実にいいんですよ!!
と話されていた、スークの「愛の歌」。
おそらく多くの人はご存じない、マイナーな曲なのではないかと思います。
でも、これがまた実にいいんですよ!!
鳥が羽を広げて飛び立つ時みたいな、
音がふわーっと広がるところが、立体感が非常に感動的です。
ドスンと響く低音の余韻の中、駆け上がっていく高音の輝きも最高です。
もともと江口さんの演奏をどうしても生で聴きたい!と思ったのは、
この曲も入っているCDを聴いたからでした。
そのCDでは、この日のCD75ではなく1887年製のローズウッドでしたが、
その2台は非常に似た音色で、そのピアノだから出せる美しさがあり、
それをまさか生で、CD75で、目の前で聴けるとは、これまた大感激でした!(^^)/
P.S.
この演奏会では、別の出会いもありました。
何年か前、今は閉鎖されてしまった、ホロヴィッツ系のあるWebサイトがありました。
私は何度もそのサイトを拝見し、何回か書き込みした記憶があるのですが、
同じようにそのサイトを利用されていた方とお会い出来ました。
初めてお会いするのに、懐かしいですね~、みたいな。(^^
これもホロヴィッツが愛したピアノに吸い寄せられる者の性なのかなぁ、なんて。
素晴らしい演奏と、新しい出会いとで、また頑張ろうという感じです(^^
* * * *
これが、スークの「愛の歌」が入っていて、私が江口さんの演奏会を実際に聴かねば、と思ったCD。
買う時には正直カルメン欲しさに買いました。
しかし、カルメンと同じくらいに、そのスークとか、
「白鳥の湖」、「夢見る人」、「タイス」とかの歌いっぷりの美しさに衝撃を受けた記憶があります。
江口さん、タカギクラヴィアさん、精力的ですね。
by sonic (2014-09-16 09:12)
お祝いコメントありがとうございました~☆
また飲みたいですねぇ。。。。
by 獏 (2014-09-17 22:46)
ちゃんとしたピアノ曲聞いて無いです。最近は娘の合唱コンクールの伴奏の練習ばかり(´д`|||)
by suzuran6 (2014-09-18 06:46)
スークの「愛の歌」これは良い曲ですね。
記事からさといもさんが、どれだけ江口さんの演奏に魅せられているか、ガンガン伝わってきます(^^)
by 駅員3 (2014-09-18 07:23)
こんばんは、
素晴らしい音楽との出会い、いいですねぇ。やはり演奏は生が一番ですね。
by Azumino_Kaku (2014-09-18 22:55)
>takaさん、朝蔵哲也さん、だいずさん、あるまーきさん、
ぼくあずささん、ちょいのりさん、yohtamboさん、kinkinさん、
yogawa隼さん、YUTAじいさん、やってみよう♪さん
nice! ありがとうございます。
>sonicさん
あの攻めの姿勢、演奏の集中力が素晴らしいです。
あの楽器も毎回演奏を楽しんでいるように見えるんです!(^^
>きたろうさん、genさん、ニッキーさん
nice! ありがとうございます。
>獏さん
また飲みましょう!
鍋・おでん+日本酒が美味い季節になってきましたね(^^
>okin-02さん、栗さん、an-kazuさん、one_and_onlyさん、comさん、
kaminews100さん、あおたけさん、J-powerさん、シルフさん、
くまらさん、裏・市長さん、ネオ・アッキーさん、いっぷくさん
nice! ありがとうございます。
>suzuran6さん
おおっ!suzuran6さんもピアノを弾かれるんですか!(^^
>駅員3さん
あの曲、本当に美しいです。
江口さんの、マイナーな曲でも美しい曲は積極的に演奏会に、
取り入れる姿勢が本当に素晴らしいです。しかも出色の演奏で!(^^
>ぼんさんさん
nice! ありがとうございます。
>Azumino_Kakuさん
極上の生演奏からは、いつもパワーをたくさんいただいています!(^^
>Falconさん、bpd1teikichi_satohさん、koh925さん、さる1号さん、
げいなうさん、ぷっぷくさん、亀仙人 タカヨシさん
nice! ありがとうございます。
by さといも野郎 (2014-09-21 17:32)