再び朝日カルチャーセンターへGO! [ピアノ]
今日は仕事をすぱっと定時で切り上げ、
新宿の住友ビルの朝日カルチャーセンターへ行ってきました。
今日の講座は、
相曽賢一朗と江口玲 シェーンベルクとクライスラー
でした。
クライスラーは良く聴きますし、メロディもきれいですよね。
特にバイオリンでしょうか。『愛の喜び』とか。。
シェーンベルクはというと、あまり聴いた事がないんですよね。。。
ちょっとだけ聴いたことがあるような無いような、、何だか良く分からない感が。。
今日の講座はいきなりそのシェーンベルクの曲(ファンタジー)から。。。。
やっぱり私には前衛芸術は無理!!(笑)
今日の講座は、相曽さんのバイオリンに江口さんのピアノ伴奏の演奏
を織り交ぜつつ、無調や12音階の説明など。。。
ピアノの江口さんにお会いするのは、今年の3月の講座に続いて、2度目になります。
シェーンベルクとクライスラーが同年代というのは結構驚きでした。
前衛芸術が生き残る条件、とは、
デタラメではなく、しっかりとした理論があること。
これはかなり「へー」でした。
一見、デタラメ?と思えたシェーンベルクの曲にもしっかりとした
理論(ルール)があるのには驚きました。
※シェーンベルクのファンの方スイマセン、あくまで好みの問題ですんで、、、(^^;
私には、12音階はどうしてもしっくりきません。。。。
とにかく、これまでと違うもので突っ走ってみよう、という
従来と違うということが最優先の、無理やり感を感じてしまうんですよね。。。。
中立のつもりで聴いても、なんだか音が不自然に感じられて、アレーです(X_X)
前衛芸術の中には、それに飽きて伝統的なものに戻るものも多いとか。
その結果、無調だけでよくて、12音階にはこだわらない、という人も出てきたと。
そのうちの一人が、クライスラー。
エンタティンメント性重視、古い良きウィーン風にまとめるのが非常に上手いと。。。
シェーンベルクの無調+12音階の試みがあったからこそ、と考えると、
シェーンベルクそのものはしっくりこなくても、功績は認めないといけないですね(^^;
そのおかげで、現代音楽なるものもある、というわけですし。。
講座最後の締めくくりは、シェーンベルクのファンタジー(再度)と、
クライスラーの愛の喜び、愛の悲しみ。
やはり、私はクライスラーの方が好みだなぁ(^^;
相曽さんのバイオリンも、江口さんのピアノ伴奏もよく歌っていました。
どっちかというと、今はピアノ側のものの私としては、
江口さんの(いい意味の)力の抜けた、のびのびした演奏が心地よかったです。
伴奏が上手い、というのは、自分の音と、共演者の音をよく聴いて、
曲全体を上手く仕上げていることなんだなぁ、と思いました。
自分の演奏に酔いしれて弾く、ではなく、今出ている音に集中しながら、
それでいて、リラックスしながら弾く。。。
これって、自分でやってみようとすると、ものすごい大変なんですよね。。(^^;
そういうのを目指していきたいところです。
おはようございます。
音楽おんちの私には・・・・
翻訳が必要かも!!
by BPノスタルジックカーショー (2008-09-26 07:13)
すてきな講座をお聴きになったのですね。うらやましいです。
by ゴーパ1号 (2008-09-26 09:02)
>ノスタルジックさん
私にも、この講座の音楽専門用語は・・・・(^^;
>(ゴ)さん
好きな演奏家がまさに目の前で、演奏してくれたり、
解説をしてくれたりと、充実していました。
>H2BSTroopMasterさん、takemoviesさん
Nice! ありがとうございます。
by さといも野郎 (2008-09-27 23:21)
>kisskさん
はじめまして。Nice!ありがとうございます。
by さといも野郎 (2008-09-30 22:41)