あのCDをゲット！！：臥薪嘗胆：SSブログ

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あのCDをゲット！！　[ピアノ] [編集]

気がつけば、もう9月。。。ですね。

出張後、日本に戻ってから、偶然HMVの通販サイトでとあるCDを発見。
それは1993年発売のCD。(もう、15年も前だよー）
今ホントに買えるんかいな？と半分疑いつつとりあえず注文。

その心配をよそに、昨日、注文した品が届きました。

これこれ。

開けます。うへへへ~　(^^

こ、これだーっ！！

BIS　CD-244

先週の出張先で見た、リストが所有していたチッカリングの録音ＣＤ（1983年録音）。
F.Lisztの名前入りの260cmのコンサートグランドピアノ。
あるんですねぇ、こんなCD。

何１０年も弾いて無さそう、と書いちゃったんですが、
これはピアノに失礼でしたね(^^;

ブックレットを読むと、このピアノは1870年代製で、
チッカリング社から贈られた物と書いてあります。
当時は、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、イバッハなどの強豪を抑えて、
チッカリングがリストから認められていたようです。
現在主流の鉄フレームを最初に導入したのも実はこのチッカリング社。

どんな音がするのかというと、ハープシコードの「ぽわ～ん」
という感じの音か少し含まれた（ような気がする）優しい音です。
清里のチッカリングと（やはり）似た音色です。

音色としては、例のスタインウェイ以降の

現代ピアノの非常にクリアで
良く響く音とはかなり違うと思います。

どっちがいいとかではなく、、、それぞれ個性があっていいと思います。

音色は結構変化に富んでいます。

ダイナミックレンジは、現代ピアノがさすがに一歩優れてますかね。

1-4曲目までは、リストの有名な曲が揃っていて、おなじみの曲で
このチッカリングの音色を楽しめます。

それはそれで、いとあはれなり、なのですが、、

このCDの売りは、実は5曲目以降かもしれません。

リスト最晩年の、1877年以降作曲の曲が続きます。
つまり、リストがこのピアノを贈られて、
リスト自身がこのピアノを使って作曲したかもしれない曲たち。

初めて聞く曲ばかりでしたが、本当にこのピアノのために
作曲したんじゃないかと思えるくらいの、
この音色に完全にマッチしたすばらしい美しさ！

そう想像すると、なんだかロマンを感じませんか？

* * * *

明日は、定例のピアノ教室。
うーん、イマイチ練習できてません（またかよ）。

そうこうしているうちに、来週は、ピアノ発表会の反省会という、

ピアノ教室が会場の、オトナだけの発表会もあったりします。

正直、大ピンチです（+_+）

それはそれとして、明日はレンタルピアノ屋さんにも行くので、
久しぶりに、録音してみるかなー、下手だけど（＾＾；

タグ：ピアノ