ピアノも結構違いがありますね

電子ピアノはピアノと違う、とはいうものの、
これまでレッスンや、ピアノ教室の発表会などで、何台かの異なるピアノに触れて感じたんですが、ピアノ自体も１台１台、ウワサには聞いていましたが、かなり違ますね。

いい意味だと個性、良くない意味だとばらつき、っていいますよね。

このばらつきがまた初心者にはそりゃもう大変です。
ちょっとの違いを受け入れられるほど余裕がありませんから、
ピアノが違うと、まぁうまく弾けないのなんのって。

もちろん個性として考えることも出来て、
実際私も好きなピアノと、ちょっと苦手なピアノというのがあります。

ピアノ教室の２台のピアノのうち、１台は好きなんですが、もう１台がどうにも苦手です。
苦手なほうは、何度やっても高音がキーンというガラスを叩いたような硬い音になってしまい、
ちょっとお好みじゃないんですね。
もう１台のほうはそれとは逆の感じのもっと柔らかい高音がでるので、お気に入り。
いつもその好きなピアノをレッスンで借りてます。
そっちばっかりで練習しているのでいくらか慣れているせいもあって、
そのピアノの調律が多少ずれていても、苦手な方のピアノに移るのはちょっと・・・・。

もちろん、先生が弾けばどっちもいい音がするので、そのピアノに罪は無いですし、
単に私が下手ってだけなんですが、そんなこといわれましても素人の私にはねぇ。。。

初めての発表会ときは、初めてなのにありがたいことに、
真新しいスタインウェイのコンサートグランドで弾かせてもらいました。
これはすばらしく豪華ないい音でした。
小さい音は驚くほどよく響きまし、大きい音は相当大きい音になるまで歪むこともありませんでした。
高音も柔らかめのいい音が出ましたし、タッチもすごく滑らか揃ってました。
それに、少し手を伸ばせば手でつかめるようなところ（※）から音が出ている気がして、
弾いている状況が良く分かって、私には（も）非常に弾きやすかったです。
※鍵盤の前に座って、鍵盤の上のスタインウェイのマークの20cmぐらい向こうのところ（笑）

そうそう、電子ピアノで練習しているときは、ヘッドフォンでもスピーカーでも自分でどんな音を出しているか良く分かりますし、ピアノ教室の場合でも生音が良く聞こえるので気にならないのですが、
もっと大きいコンサートホールに行くと、音響の様子が全く違っていて、それこそ自分の弾いている音が全く分からないということがありました。

初めての発表会のリハーサルが別の日にあったんですが、
それは上記スタインウェイのホールではなく、違うホールで、もちろん違うピアノでした。
そのピアノが、なのか、そのホールがなのかよく分かりませんでしたが、自分の弾いている音がぜんぜん分からないんですよ。
音が飛んでいって帰ってこないという感じで、自分がなにやっているんだか、
本当にさっぱりわからなくて、それも相まって、家で弾けていた発表曲が全く通しで弾けず、
リハーサルなのに、レッスン状態だったりして、そりゃもう落ち込みましたよ(T_T)
極端に言うと、ヘッドフォンつけないでウチの電子ピアノを弾いた感じかなぁ？

こういうように派手に違う状況になるのは、ピアノ教室の発表会のときくらいで、
しかも、それって、一発勝負ですので、慣れている時間なんてほとんど無いんですよ。
そういう普段弾いているのと様子が全く違うところで弾くのは本当に大変。
そうでなくても、人がいっぱい来て、その人前で弾くというプレシャーが重くのしかかる・・・・・。

で、その初めての発表会はどうだったかといいますと、、、、、、
来た人のみぞ知るということで≡３